コチニール

 このブログの最初の方にカイガラムシの色素のことを書いた。この記事は、当ブログの人気記事で、アクセス数が一番多かったと記憶している。
 なんでも天然物であれば、合成物より安全な筈と思っている人は多い。赤い合成色素は種々あるが、食品には、この色素”コチニール”が使われていると高級品なのであろう、と思われてきた。合成色素は発癌性があると忌み嫌われてきたが、その検証方法の是非の論議や、新色素の開発などについてはあまり情報が無い。

 カイガラムシの類をつぶすと赤い汁が出る。大きく育てて乾かし、アルコールで抽出したものがコチニールである。あの独特の濃い赤は、他の色素では得難いもので、鉄道車輛、自動車にも使われてきた歴史がある。

 さて、最近小耳にはさんだ話だが、口紅にも使われているのだそうだ。それが本当に安全なのかという疑問である。合成物ではないから、虫のタンパク質が含まれていないとは言えない。ある種のタンパク質、ペプチドは、場合によっては極端なアレルギィを起こすことが分かっている。記憶に新しいところでは茶のしずく事件がある。

 コチニール由来のタンパク質がどれほどのものか、は分かっていないが、今後報告があるかもしれない。合成物の方の安全性が優位になる日が来るのかもしれない。
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

プロフィール

7obac9z0f3sv

Author:7obac9z0f3sv
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR