首里城の火事

 原因がよく分かっていないようだ。火の気がなく、電源も切ってあったし、侵入者も居ないとなると自然発火しかないのだろうか。

 自宅の家具は殆どがアメリカでつくらせたものだ。アメリカの景気が最低で、日本の景気が最高に良かった時代に、家具屋に注文して引っ越しの時に持ち帰った。日本にはない硬い樫の木のムク材で出来ている。非常に安かった。

 その製作途中にその家具屋の工房に見に行った。色付けにはオイルステインというものを使っている。乾性油(二重結合の多い脂肪酸を含み、鉛化合物を触媒として固まりやすくしている)に、細かい顔料を分散させたもので、木目に浸み込み適度な色を付けるものだ。それを刷毛でたっぷり塗って浸み込ませ、1時間後に余分を拭き取って固める。それに上塗り塗料を塗るのだ。

 拭き取ったオイルステインは、ぼろきれの中で酸素と反応する。反応速度はかなり大きいので、ボロ布を丸めておくと、ぶすぶすと煙が出て来る。熱くなる。必ず開いてぶら下げ、空気との接触面積を大きくしておかないと熱が逃げない。あるいはそのまま燃やしてしまうのが安全だ。

 首里城ではキリ油を使っていたそうだ。キリ油とベンガラ(酸化鉄の顔料)を練ったものを塗ったという。
 キリ油には二重結合が多い。完全に乾いて固まるまでは発熱する。その場所にその種のものが置いてあった可能性は無いだろうか。

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