プラグマティック化学 第2刷

 pragmatic chemistry4月20日、第2刷が発刊された。
初版第1刷にはつまらぬミスが多発したので、今回はその一掃を図った。今まで皆さんにはご迷惑をお掛けしたが、今後はそのようなことが無くなる。


 
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洗濯とは

 筆者は学生時代から、洗濯に興味がある。どうして洗濯をしなければならないかということについては、いろいろな文献に理由が書いてあった。洗剤液に浸けておくだけではだめな理由はいくつかあるということだ。

 まず、界面活性剤だけでは汚れを繊維に結び付けているタンパク質が溶かせない。これについては最近は酵素による分解が可能になったので、問題は殆ど解消された。
 次に、油脂が付着しているのを界面活性剤が浮かび上がらせて取るプロセスで、液体油脂は取れるが、固形の油脂は取れなかった。皮脂には液体と固体の両方が含まれているのだ。だから漬け置きではだめで、揺すぶったり、叩いたり、掻き回したりする物理的操作が必要ということになっていた。

 最近は界面活性剤が急速に進歩した。この固形の油脂も、漬けておくだけで細かくなって、水に溶け込ませることができるようになった。こうなると洗濯機の形も変化するだろう。

 過去に洗濯機の構造は変化したが、結局は撹拌型である。水流を作って浮かせて回転させるものもあったが、あまり調子が良くなかった。超音波を当てるというのも見たことがあるが、これもうまく行かなかった。結局は昔ながらの撹拌法が一番うまく行くことが確認されたのだ。しかし、繊維の隙間に食い込んでいる泥汚れが無ければ、この新しい洗剤を使えば殆ど動かさずに洗濯が済むことになる。省エネルギィである。

 おそらく、家電メーカはこの洗剤に気が付いているはずだから、近い将来、今までとはかなり構造の異なるものを出して来るであろう。楽しみだ。

またまた ヒサカキ

 しばらく前にヒサカキの話を書いた。公園の真ん中にそんなものがあるから臭くて仕方がないという話だ。
 その後ガス漏れ騒ぎもなくなり、平和であったが、またもや臭いがしてきた。犬の散歩で丘に分け入ると、たくさんある。犬もそういうものには近付かない。

 メルカプタン系の化合物には何種類か接しているから、大体の見当はつく。人間の鼻は犬よりは劣るが、訓練してあるとかなりの識別ができる。これをハナマトグラフィーという。(この記事を4月1日に書くつもりだったが、うっかり忘れた。)

 学生時代ハナマトグラフィーの得意な奴がいたが、ベロマトグラフィーというのもあった。死ぬといけないのであまりやらないほうが良い。

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