mono-polar, bi-polar

 今年に入って、人生で最大の病気になり、その後体調が良くない。インフルエンザは単なる風邪ではないのだということがよく分かった。歩けるようになるまで2週間かかり、体重が戻るまで2月かかった。
 その後、例の翼状片が突然増殖を始め、左目が動かなくなってきた。要するに内側に引っぱられてしまい、目尻の方には行かなくなってしまったのだ。すぐに切り取らないと車の運転も困難だ。眼科に行って、手術の予約をした。
 眼科の先生は新しく入れたバイ・ポーラを使いたくて、仕方ないらしい。確かに早くできる。いつもは30分かかるところが10分で終わった。出血も最少だ。

 この機械は、要するに高周波(High Frequency)による焼灼機である。電流を通じて、焼いてしまう。感電するという現象はよくあることだが、ビリビリする。これは周波数がその程度だからだ。直流だと、一瞬だけである。そのまま死んでしまうこともある。
 感電死というのはジュール熱による熱傷が主である。このビリビリする交流の周波数を上げるとどうなるだろう。少しずつ上げて行くと、ある周波数以上は神経が付いてこない。生理的な感電ではないのである。酸化還元も、交流だから打ち消されて起こらない、と言ってよい状態になる。要するにジュール熱だけになる。それで患部を触ると熱で変性し、切り取ったり、止血することができる。
イメージ 1

 2極を分離し、片方を体重の掛かる部分にセットし、生理的食塩水などで湿らせると電流が分散する。他方は尖っていて、患部に触るとその部分の電流密度が高いから、ジュール熱が発生する。体幹の部分は電流密度が小さいから問題ない。

 2極をピンセットのようにまとめると、つまんでから電流を流すことができる。今回の手術には最適の方法である。

 先生は手術がうまく行ったので、嬉しくてしょうがない。「またおいでよね。」とは言ってくれるけど、出来れば行きたくないものだ。
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