新東名高速道路 とヒ素 

 新東名高速道路がなかなか全通しない。今年の春に開通という噂もあったが、その気配がない。実はトンネルを掘っていたところ、山の中からヒ素化合物を含む岩石が出てきて、それの始末に困っているという話だ。
 
 ヒ素はそれほど珍しい元素ではない。海の中にはかなりある。海藻がそれを濃縮している。一時期問題になったのはヒジキである。乾燥したものをイギリスの食品基準局で調べたところ、食品には適さないほどたくさん含まれていると言ったのだ。しかし乾燥したヒジキを食う人はいないし、調理すればゆで汁に溶けて流れてしまう。イギリス人は自分たちが食べもしないものを、データだけ流して騒ぎ立てたのだ。
 
 ヒ素は5価のものは安全で、3価が猛毒である。要するに還元されないようにすればよい。今回出てきたヒ素は当然5価が主だろう。それを遮水膜でサンドイッチして盛り土の中に埋めたらしい。その時、同時に酸化剤を混ぜておけば、完全に安心だった。それをやったと言う話は聞かない。過酸化水素やオゾンなどはあとくされが無くて好都合だ。
 
 硫化鉄(多分2価)も同時に出てきて、これも始末に困ったらしい。硫化鉄は還元剤であるから、ヒ素と接触しないようにしないといけない。そういう配慮はなされているのだろうか。
 
 高速道路が通る新城市議会でヒ素の処理について質問があったようだが、質問をする方も答える方も分かっているとはとても思えない。
 
 そのヒ素濃度の数値を見たが、条件が違うので直接の比較はできないが、例のヒジキとそう変わらないような値だ。こんなことで高速道路建設が遅れてはかなわない。
 
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