マイナス40度

 アメリカは大寒波に襲われて酷いことになっているようだ。友人から、雪の量が尋常ではないというメイルを貰った。シカゴ近辺で、-30°F以下なのだそうだ。

 FはFahrenheit ファーレンハイトという人名である。日本語では華氏という文字を使う。この「華」という字は中国語に写し取った発音ホアレンハイテンの最初の文字「華」に、人名に付ける接尾語「氏」を付けたものだ。今ではインターネットでこのような語源はすぐに調べられるが、昔はわからなかった。アメリカに居た時に知り合った中国人に教えてもらった。

 アメリカでは華氏温度を使っていて、物理、化学の授業で初めて摂氏温度 Celsius を習うようだ。L とか kg もその時初めて知るので、混乱を引き起こす。かわいそうだが、そこでの試練を通りぬけた化学学習者はなかなか優秀な人が多い。向いていない人はそこでふるい落とされてしまうのだろうか。これは日米の学生の違いについて、いつも思うことである。

 さて、-40℃と華氏-40°F は一致する。その温度より高いと、全く異なる数字になる。0°Fは-18℃であり、100℉ は39℃である。体温が100°Fになるとかなり危険な状態であり、医者にかからねばならない。

 筆者の経験した最高気温は119°Fであり、Death Valleyの砂漠中での計測である。これは48℃である。最低気温は標高3800mのスキー場の頂上で-59°Fであり、これは-50℃である。

 この数字を英語で言うときにはマイナスとは言わない。どういうわけか、negative fiftynine degrees Fahrenheit と言うのだ。これはアメリカから流れてくる放送でもよく聞く。マイナスと言う発音は全く聞かない。

 アヴォガドロ数を英語で何と言うのであろうか。6.0掛ける10の23乗は、
six point zero times ten to the twentythird power と言う。早口言葉みたいだが、練習して言えるようにしておくと便利だ。科学者相手なら最後のpowerは言わなくても良い。

 電気素量は何というのだろう。1.6掛ける10の-19乗である。これも本来は、
one point six times ten to the negative nineteenth power と言うべきなのだろうが、ほとんどの人は
minus nineteenth と言う。

 理由を聞いても良く分からない。イギリス人にはネガティヴと言う人がいる。

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