レギュラーガソリンとハイオクガソリン

 先月は日米でかなりの長距離を車で走り、ガソリンを何回も入れた。

 我が国ではガソリンは2種類ある。オクタン価87程度のレギュラーガソリンと、その値が100のハイオクと言われる高性能ガソリンである。
 普通の車はレギュラーガソリンで走る。圧縮率の高い高性能車にはハイオクを入れるように指定されている。ハイオクは、1リットル当たりの単価が10円程度高い。せいたくなガソリンという気もする。

 ガソリンスタンドには、比重計が備え付けられている場合が多い。商品のガソリンの識別用である。実はハイオクガソリンはレギュラーガソリンより数%重い。

 燃料としての炭化水素はある程度長く、炭素数の増減によって質量あたりの発熱量がほとんど変化しない。(炭素数が少ないメタンとプロパンでは大きな差があることは、センター試験の重要なネタ。)
 つまり、ハイオクガソリンは、単位体積当たりではレギュラーガソリンより数%大きな発熱量を持つ。

 ガソリンは燃料である。燃料は発熱量を購入すると言替えてもよいわけで、価格当たりの発熱量を計算すると、ガソリン価格が高くなれば、ハイオクの方が少々安いということもありうる。

 つまり、価格差が10円で一定ならば、ガソリン価格が上昇するとますますハイオクが得になるということだ。高効率のエンジンを搭載した車でハイオクガソリンを消費するのが結果として得になるのだが、最近はやりのハイブリッド車にはレギュラーガソリンが指定してあるのは不思議だ。

 そもそもの間違いは、自動車の燃費が km/L で表されることである。ディーゼル燃料などはガソリンに比べて極端に重い。質量あたりの値に切り替えるべきであろう。

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